時代とともに変化を続ける!基礎工事の歴史

 


皆さんこんにちは。

江戸川区を拠点に、東京23区、浦安市・市川市などの千葉エリアで基礎工事や足場工事を手掛ける鳶長です。


家の土台となる基礎工事ですが、現在は布基礎やベタ基礎といったコンクリートを使用した工事が一般的です。一方で、まだコンクリートがなかった時代にはどのような基礎工事がされていたのかご存じですか?今回は基礎工事の歴史を振り返ってみたいと思います。




■縄文時代から江戸時代まで「掘立柱建物」


柱を地面に直接刺して建てた簡易な建物を「掘っ建て小屋(ほったてごや)」と言いますが、その歴史は古く、まず縄文時代に倉庫や神殿が「掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)」で建てられていました。古墳時代になると掘立柱建物を一般の住居として使用する集落が現れ、平安時代の終わり頃には全国に普及し、江戸時代まで民間建築において建物の主流となっていました。


掘立柱建物は、地面に穴を掘り木の柱を埋め込んで建てる方式のため、簡単に柱を固定できます。しかし、木材が地面に接しているので地中部分が腐食したり、地面から吸い上げた水で柱が腐ったりしてしまいました。さらにシロアリの被害も受けやすかったようです。


現存する掘立柱建物としては、式年遷宮(しきねんせんぐう)で20年ごとに社殿を建て替えている伊勢神宮があげられます。1300年に渡って定期的に繰り返されてきた式年遷宮によって、日本の伝統的な掘立柱建物が現代に残されているのです。




■近世後期の「礎石基礎(石場建て基礎)」


直接地面に埋め込まれた柱が劣化してしまう「掘立柱建物」のデメリットを克服するために、次に考えられたのが「礎石基礎(そせききそ)」です。束石という大きな石を地面に埋め、その上に柱を立てる方式です。


このように基礎の石の上に直接柱を立てる工法を「石場建て(いしばだて)」とも呼びます。お寺や神社などで使われる方法のため、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。


床下に空間ができて通気性が良くなったことで防腐性が高まり、シロアリも発生しにくくなりました。夏の高温多湿時でも湿気を防ぎ、過ごしやすい住居にできる方法です。


しかし、石の上に柱が乗せてあるだけなので、地面と建物は繋がっていません。大きな地震が起きた時には、礎石の上を柱が滑ったり跳ねたりすることで、建物に伝わる揺れのエネルギーを受け流す「免震構造」になっています。現在の建築基準法では、家の土台と基礎を緊結する「耐震性能」を強化しているため、今は一般的な住宅で礎石基礎の住宅が建てられることは、ほとんどなくなりました。




■現代のコンクリート基礎


19世紀初め、産業革命が起こったイギリスでコンクリートの材料となるセメントの製造技術が発明され、明治時代に入ると日本にもその技術が導入されました。そして、コンクリートの使用が広まると、基礎工事にもコンクリートが使われるようになっていきました。


現在では、コンクリートを使った布基礎やベタ基礎が主流になっています。ベタ基礎は建物の底一面を鉄筋コンクリートの基礎で支えるため耐震性が高く、阪神淡路大震災後に普及しました。こうして、基礎工事は日本の気候や風土に合わせて、地震の揺れや液状化にも強く、シロアリの防止効果もある基礎に進化しています。




■時代とともに変化する基礎工事



歴史を振り返ると、基礎工事が時代とともに大きく変化してきたことがわかりますよね。


私たち鳶長は、銭湯や店舗の基礎工事を手掛けていた先々代から続く歴史があり、東京都江戸川区を拠点に地域密着型で基礎工事を行っています。長年にわたって蓄積されたノウハウと確かな技術を活かし、地元業者だからこそ実現できる圧倒的なスピードでお客さまのさまざまなご要望に対応いたします。


基礎工事業者をお探しの方は、東京23区、浦安市・市川市などの千葉エリアで住宅基礎全般を手掛ける鳶長までぜひお問い合わせください。


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